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Saturday, June 20, 2009

うどんの小麦であそぶ

うどんの小麦を変えて、実験!

エントリーは
1枠、うどん粉"めん匠"
2枠、北海道産フランスパン用小麦粉"F"
3枠、北海道産強力粉"はるゆたか"

本来うどんは「中力粉」で打つので
はるゆたか劣勢かしら?捏ね上がりを見ると
写真では分かりにくいけれど"F"はちょっと黄色い仕上がり。
めん匠はさすが、真っ白でうどんらしい。
はるゆたかはその間くらい。

ゆで上がりはめん匠はつやつや~!
一番美味しそうなおうどんです。さすが。
でも他の子も十分べっぴんさんです。

一番差が出たのはコシ。
コシの強さは、"F"→"めん匠"→"はるゆたか"
"F"は煮込んでもいけそうなくらい、シコシコ。
食べ応えばつぐん!

はるゆたかは、
ちゃんとコシもあってさらにもっちもち。
これが、なかなか外で食べられない感じで美味しい。
かまあげや、冷やしてしめて食べるようなおうどんにおすすめ。

風味は好き好き。
私は"F"を溺愛してるので、一番すきー。
母は"はるゆたか"を気に入っていました。

というわけで、うどん粉も
仕上がりのイメージで使い分けができそう。
間違いがなく、
どこをとってもバランスの良いのは、めん匠。
さすがの専用粉です。

でした。
実験たのしや。フフ。

Friday, June 19, 2009

うどんを打つ

ごはん、裁縫、工作、どの分野でも
プロと家庭の違いは
大概「素材」と「道具」です。


家庭では、どの道具をどれに置き換えればいいか、が大事。
でもなんでもかんでも代替品でうまくいくか?というと
もちろんそんなことはありません。
代替品を使うということは、器用さと労力が要ります。

どの道具をどの代替品で、
どの道具はいっそ手に入れたほうがいいのか。

この辺りが
「すこ~しだけ、プロに近い物を作る」のに重要なのです。

コストをかけず、手軽に作るのも楽しいけれど
自分でもこんなにきれいに(美味しく)作れた!
すこ~しだけだけと、わたしプロみたい!という体験は、
手軽さよりもずっと大きな喜びの体験です。
誇らしく、とてもあたたかい。
えっへんえっへんです。えっへん。

しかもそれでいて、
すべてのプロへの尊敬が深くなります。
仕組みを知り、一度試してみると、
どれだけ世の中に素敵なプロがたくさんいるか身をもってわかります。
世界はきらきらしてるなぁとうれしくなります。

だから少しだけ本腰を入れる、
少しだけ目標を高く持ってみる、
少しだけ道具に・素材にこだわってみる、をお勧めします。

今はとーってもいい時代です。
プロの使える素材を少量だけでも
手軽にネットやお店で買うことができます。

覚悟と人生、手間、すべてをかけたプロには決してなれないけれど
自分の目の前に居る大事な人にこころをこめて作ったものは
その人にとってはプロよりも尊いものだと思います。
お母さんの味、や、お母さんの編んだセーターと同じで。


と、いうわけで?
写真は麺をのしてカットしてくれる、
パスタマシーン。

くるくるレバーを回して
のして、カットも歯を変えれば自由自在!
プロと同じ仕上がりになります。
ちょう楽しいです。
メカ好きな男性にもおすすめです。
もういちど言いますが、ちょう楽しいです。笑

わたしは主におうどん打つのに使います。
麺を打つのに、一番難しくて時間がかかって
その割にうまくいかなくて、
なのに仕上がりに影響するのは、麺をのして切るとき。
不揃いのかわいい麺も一度はいいけれど
面倒すぎて何度もしたくなくなる人もいると思うんです。
わたしもー。

でもせっかくなら、日常に溶け込むくらいにしたい。
だから、麺を打つならこれは買うべき道具。
作業時間が1時間単位で節約できます。
うちのは6,000円くらいのやつ。
働きもんです、えらい。


小麦粉、塩、水

おうどんって、たったこれだけでできてるんですよー
何度見ても、何度食べてもほんと?って思っちゃう。
でもこれくらいの材料なら、
すごーーーーくこだわっても、大してコストもかからない。
だから小さな贅沢をしやすいです。

小麦粉のおすすめは、「めん匠」といううどん粉です。
コシが出やすくてとっても美味しいです。
国産小麦とオーストラリア小麦のミックスで味とコシを調節してる小麦。
おいしいよー手打ちうどん。

Tuesday, June 16, 2009

小麦のはなし vol.1


私は小麦オタクです。

以前、小麦粉が30種類以上あるお店で
使い方や使い分けの相談を受けたり
お教えして売ったりしていました。

白い粉見て、
ウハウハ。にまにま。

あやしい。
ふっふふ。
でも好きなの。
パンやお菓子は小麦で変わる!
これほど楽しいことはないよ~

近頃は「国産小麦使用」が安全のキーワードになって
コンビニのパンでも使われるほどメジャーになってますよね。
なんとなく、その方がよさそう。
粉の産地、が明記されるようになったのは
本当に最近ですが、すごく大事なこと!

…でも、なんで?
何が違うの?

安全のキーワードとしての国産小麦が良い理由、
それは「ポストハーベスト」の問題が大きいです。

ポスト=後
ハーベスト=収穫
つまり、収穫後の作物に農薬を使うことです。
※日本では禁止されています。

小麦を輸送するには、船を利用することが多いです。
大量に運ぶことができるので、経済的です。
リスクは、水に近い船の底で、腐る可能性が高いこと。
そのため腐らせないための薬を使うそうです。
(正確には、使うことが多い、でしょうか。)
特に赤道を通る場合は、その薬の使用率が高くなりますよね。
あっつい国を通る!
ね?いかにも腐りそう。こわわ。

実際に使用されているかどうか、
どの程度使用されているのか、残留量は、
すぐにわかる情報ではないのが現状です。
また、どの薬がどの国でどこまで許可されているのか、
考え出したらキリがない。

一方国産小麦には、輸送時のリスクが低いうえ
そもそもポストハーベストが禁止されている=安心、
という理由だと思います。
(実際に数値を比較するわけではなく、心情的な安心感。)

じゃあ、ぜんぶ国産小麦にすればいいじゃん!

というと、そうもいかないんですね、これが。
外国産小麦/国産小麦
もちろん、安全性以外に
それぞれのメリット・デメリットがあるんです。
ああ、たのしやこむぎー

つづけ。

Tuesday, June 9, 2009

酵母はともだち?


ホシノ天然酵母でカンパーニュ。
ライ麦多め、全粒粉たっぷりのおもーいパン。

この季節はパンを焼くのにぴったり!
酵母もむくむく元気に育つ季節です。
考えるだけでにまにま、くふふ。

ところで
最近よく聞く「天然酵母パン」とはなんぞや?
※ホシノ天然酵母、は酵母の商品名です。

「天然酵母パン」の反対語とされているのは「イーストパン」です。
では「イースト」とは?というと、
これは酵母を示す言葉です。

ん?堂々巡り?

そうです。
正確な定義はありません。
ですが、大まかな認識を整理すると、こんな感じ。

ドライイーストを使ったパン/生きた酵母を使ったパン

作業性についてわけてみると

-------------------------------
①ドライイーストとは、
酵母のパンのふくらみに作用する部分を
純粋培養して抽出して乾燥させたものです。
面倒な作業なく、とっても簡単に早く、
安定してパンを焼くことができます。

具体的な時間で言うと、捏ねから焼き上げまで数時間。

-------------------------------
②一方、酵母は、
生き物なので、育てなければいけません。
その作業は製品で1日、自家製で10日以上かかります。
生き物ゆえに安定せず、時間もかかります。

具体的には、捏ねから焼き上げまで1日以上かかります。

-------------------------------

味に関しては、個人差があるので、まさに好き好き。
イーストの独特の香りこそパン!という方もいます。
イーストでしか出せない味もあります。

ちなみに
私は酵母で焼いたパンの味が好きです。
小麦の味を最大に引き出してくれるな~とふわっと感じています。
香りもやさしくて、鼻を離したくなくなります。笑
ついでに手のかかることがだいすき!なアナログ人間なので、
そこも私にとってはラブポイントです。ふふ。

わたしが一番おもしろいと思うのは、
生きている酵母を育てているとき。
ぷくぷくと息をして、だんだん大きくなる。
手をかけてあげればずっと元気だし、
逆に放っておくと、ご機嫌が悪くなったり死んでしまったり。
なんて愛おしい~!
子供を育てる、ペットを育てる、
そういう命あるものと、とってもよく似ています。

命あるものを
できるだけ元気な状態で頂くと、
私たちに元気な体を与えてくれると思います。
だから、体もよろこぶかな~?と。


ちなみに今日の小麦:はるゆたかブレンド
ポイント→糖類が入らず、かつライ麦が多いので小麦の甘みが負けないように。
(あれば春よ来いで作ってみたい~)

Sunday, June 7, 2009

りんごとニッキのケーキ

お友達が集まるお茶会があるということで
お菓子とパンをいくつか送らせて頂きました。


■menu

りんごとニッキのケーキ
天然酵母スコーン
 ・チョコとグリュエ・ド・カカオ(KAOKA)
 ・くるみといちじく
天然酵母パン
 ・イギリスパン
 ・ライ麦パン

メインは、ごろごろりんごだらけのニッキのケーキ。
お茶会の場所は、私の大好きなMさんのおうち。
風が通り抜ける気持ちのいい、
木の下にぼけぼけ座っているような気持ちになるおうちです。
そこをイメージして、あくまでも素朴でやさしい焼き菓子を。
お送りするので、すべて卵を使わずに
時間が経っても風味が落ちにくいように。

天然酵母はホシノさん。
スコーンはわたしの自慢!ふふ。
4日間低温発酵させることで
小麦の甘みを引き出しています。



※本日の小麦

りんごのケーキ "ドルチェ"(北海道産薄力粉、ホクシン)
スコーン "ドルチェ"と"F"(共に北海道産)
イギリスパン "はるゆたか"
ライ麦パン "南のめぐみ"と"岩手産南部小麦全粒粉"

→ポイント

"ドルチェ"/しっとり、じんわり焼きこむお菓子にぴったり
"F"/小麦を味わうスコーンには、北海道産のうまみと甘みが主役級の"F"を加えて
"はるゆたか"/シンプルなイギリスパンには、みんな大好き"はるゆたか"!扱いやすく、まちがいなーい。
"南のめぐみ"/ライ麦と全粒粉の副素材を際立たせたいので。重くなりがちな生地もふんわりしやすいです。