Sunday, January 24, 2010

ご祝儀袋

安い素材の在り合せですが、
梅のご祝儀袋です。
新年の装いかな。




色味や和紙の種類を考えれば
いくらでもおもてなしができます。
中身がお金だから
ご祝儀袋にこそ気持ちをこめたい。
それなら自分で折り、結ぶのが一番!

ちなみに桜の花は、
同じ梅の花を少し変えるだけ。
そうやって基本的な結びを組み合わせて
たくさんの季節や喜びを表現します。


先日、通っている着付けの先生のまた上、
この道二十年以上の先生とお話しをしました。
着物の普及や魅力を紹介するために
各国回るそうです(国の事業委託で)

で、一番驚かれるのは帯結びなんですって。
なにがって、
あれが直線の一本の布で作られてること。
どの国の方も、作られたものが
乗っかってると思われるそうです。

水引も、帯結びみたいなんですよ。
こんな複雑な模様が
一本の紐でできてるなんてー
作りながら、ほんとにそうなるの?
と思うほどに練り上げられた作法!
おもしろ!

ちなみに水引がそうなのは、
切る、ということがよくないことだとされているからです。
日本人に必要なのははさみではなくて
針や紐のように繋ぎ紡ぐことだったのだなあ
と思うと、平和の素がそこにある気がしてしあわせー

ちなみにモチーフやそれにこめられた想いが
ただぱっと見てわからないところ、
想像力が必要なところもまた平和の素!
だと思います。