Sunday, February 14, 2010

ローチョコトリュフ

今日はバレンタイン!




ほぼ理由なく
ひとにお菓子を差し上げていい!
たのしすぎる~

その課題が、チョコレート
というのが絶妙です
素材そのものの奥が深いし
メニュウとしても幅が広い。
繊細にも大胆にもなる。
テーマ性にも富んでいるし。

う~ん
た、たのしい…

他の素材でも
こんな日を作って欲しいなあ

なんだろう
例えばチーズ、ナッツ、フルーツ…
そもそも小麦の日があってもいよね。
考えるだけでわくわくする!

去年のテーマはマクロビオティックチョコレート。
今年のテーマは、ローフード!

ローフードとは、加熱せず
食材を生のままいただくことで
酵素など素材の生きた力を壊さない食べ方です。

加熱しないチョコレート菓子?
なんだかつまんなそう?

いえいえ!
これが創造性にとんでいて
豊かでほんとうにおもしろい!
いくつかの素材があわさって
想像を超えた美味しさになる。




今年のローチョコトリュフです。
抹茶のトリュフは、ナッツフリー。
それ以外はナッツ数種類とドライフルーツ、
ローカカオバター、パウダーで出来ています。
まぶしてあるのは
フリーズドライのいちごを砕いたもの、
有機抹茶、ココナッツ、ココアです。


不思議なことに
ナッツやドライフルーツの甘みで
おいしーーーいのです!
驚き!

それにローカカオバターの香り。
生の力ってすごい!
ふんわり香る甘みが
嗅いだことのない優しさなのです

母は、漂うキッチンの香りを
ん?赤ちゃんの香りがするよ?
と訝しがっておりました。
むふふ。
そういう生命力を感じる頼もしさです。


美味しさって
奥深いなあ。

Wednesday, February 10, 2010

寒いのは人のみならじ

うちのお犬がお散歩に行くたびに
ぶるぶる震えるので
コートを仕立てました。




寒いのは人のみならじ!

簡単な前掛けみたいなものですが
風除けできるだけでも
あったかいんだね~
よかったね~




…ワン。

Tuesday, February 2, 2010

味噌寒仕込み

手前味噌ではありますが…

…でお馴染みの味噌仕込みの時期!
せっかくなので
手をかけて作って頂いたお豆と
相性のいい麹をありがたく頂戴して仕込みます。
わたしは甘めの味噌が好みなので麹は多め!
今年は大豆1kg、麹2kg、塩600gで仕込みました。




一晩お水につけた大豆。
うつくし。
ぷくぷく膨らんで、青臭い豆の香りがします。
なんとなくか、懐かしや。

これを大きな鍋で茹でます。
強火でアクができるまで
この間は淡雪のような、もあっもあのアクが!
でるでる!

おもしろ~
もっと出ろ~

むふふ

弱火にして4時間ゆっくり茹でます。
指でぎゅっと潰せるくらいになるまで。
長いですが、このスピードが味噌っぽいね~
圧力鍋だとアクが取れない!

茹でた水は大豆の濃いあまーい香りと味で
とてもおいしーい出汁!
なんかもったいなーい。
後々種水として使って、
残りはスープにします。

さてさて豆を茹でている間に
麹に塩を混ぜる「麹の塩切り」をします。




麹のいい香りがする~!
お豆に麹、塩だけで
あのお味噌になるなんてふしぎ。
生きたものの力ってすごい~
麹に四季、湿度、
日本人の味方はすごい!

さて。
茹であがった大豆をマッシャーで潰して
塩切りした麹と混ぜます。
種水で水分を調整。
麹の多い配合だと膜ができてすっぱくなりやすいので
種水は控えめに硬めにするのがコツです。

肝心の龜ですが
あの茶色の龜が苦手で…
いかにも割れてしまいそうでびくびく
種を叩きいれるにも口も小さいし
天地返しもやりにくーい!

というわけでわたしはこれです。




ホーローの漬け物保存容器。
陶器で寝かせてあげたいのは山々なのだけれど
ごめん!お味噌さま!

できあがった種を
ハンバーグの成形のように
容器に軽く叩きつけながらいれていきます。

平らにならしてラップをして
縁についた大豆や汁をふいて
アルコール消毒をして
塩で蓋をして、新聞でくるんでできあがり!


カビがこわいので容器の外側も消毒して、蔵へ。

一年後がたのしみ!
手前味噌交換もたのしみ!