Friday, June 19, 2009

うどんを打つ

ごはん、裁縫、工作、どの分野でも
プロと家庭の違いは
大概「素材」と「道具」です。


家庭では、どの道具をどれに置き換えればいいか、が大事。
でもなんでもかんでも代替品でうまくいくか?というと
もちろんそんなことはありません。
代替品を使うということは、器用さと労力が要ります。

どの道具をどの代替品で、
どの道具はいっそ手に入れたほうがいいのか。

この辺りが
「すこ~しだけ、プロに近い物を作る」のに重要なのです。

コストをかけず、手軽に作るのも楽しいけれど
自分でもこんなにきれいに(美味しく)作れた!
すこ~しだけだけと、わたしプロみたい!という体験は、
手軽さよりもずっと大きな喜びの体験です。
誇らしく、とてもあたたかい。
えっへんえっへんです。えっへん。

しかもそれでいて、
すべてのプロへの尊敬が深くなります。
仕組みを知り、一度試してみると、
どれだけ世の中に素敵なプロがたくさんいるか身をもってわかります。
世界はきらきらしてるなぁとうれしくなります。

だから少しだけ本腰を入れる、
少しだけ目標を高く持ってみる、
少しだけ道具に・素材にこだわってみる、をお勧めします。

今はとーってもいい時代です。
プロの使える素材を少量だけでも
手軽にネットやお店で買うことができます。

覚悟と人生、手間、すべてをかけたプロには決してなれないけれど
自分の目の前に居る大事な人にこころをこめて作ったものは
その人にとってはプロよりも尊いものだと思います。
お母さんの味、や、お母さんの編んだセーターと同じで。


と、いうわけで?
写真は麺をのしてカットしてくれる、
パスタマシーン。

くるくるレバーを回して
のして、カットも歯を変えれば自由自在!
プロと同じ仕上がりになります。
ちょう楽しいです。
メカ好きな男性にもおすすめです。
もういちど言いますが、ちょう楽しいです。笑

わたしは主におうどん打つのに使います。
麺を打つのに、一番難しくて時間がかかって
その割にうまくいかなくて、
なのに仕上がりに影響するのは、麺をのして切るとき。
不揃いのかわいい麺も一度はいいけれど
面倒すぎて何度もしたくなくなる人もいると思うんです。
わたしもー。

でもせっかくなら、日常に溶け込むくらいにしたい。
だから、麺を打つならこれは買うべき道具。
作業時間が1時間単位で節約できます。
うちのは6,000円くらいのやつ。
働きもんです、えらい。


小麦粉、塩、水

おうどんって、たったこれだけでできてるんですよー
何度見ても、何度食べてもほんと?って思っちゃう。
でもこれくらいの材料なら、
すごーーーーくこだわっても、大してコストもかからない。
だから小さな贅沢をしやすいです。

小麦粉のおすすめは、「めん匠」といううどん粉です。
コシが出やすくてとっても美味しいです。
国産小麦とオーストラリア小麦のミックスで味とコシを調節してる小麦。
おいしいよー手打ちうどん。

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